SHR脱毛とは?

SHR脱毛は、「スーパーヘアリムーバル」の略であり、蓄熱式脱毛とも呼ばれています。光脱毛は大きく分けて3種類あり、SHR脱毛の他にはIPL脱毛やSSC脱毛というものがあります。IPL脱毛やSSC脱毛は黒色の色素(メラニン色素)にライトを照射し毛根にダメージを与えていきますが、SHR脱毛は毛が生える前の毛包に熱を蓄積させ、毛にダメージを与えるやり方です。毛根部分よりも表皮に近い「バルジ領域」という部分にアプローチするので、他の脱毛方法よりも痛みが少なく、うぶ毛や色素の薄い毛にも大きな効果を発揮します。

SHR脱毛のメリット

SHR脱毛の良し悪しを判断するためには、この脱毛方法のメリットやデメリットを知ることが大切です。ここからはSHR脱毛の優れた部分、メリットを4つ紹介しましょう。

痛みが少ない

脱毛施術でネックになりやすいのが、施術の時に感じる「痛み」です。従来の脱毛器の場合、強い光を照射して毛根にダメージを与えるやり方なので、施術時の時にゴムを弾いたような痛みがありました。しかし、SHR脱毛がターゲットにするのは皮膚に近い毛包なため、照射する光のパワーが弱くても脱毛の効果を発揮することができます。そのため、施術中は熱がじんわり温かく感じる程度で、痛みというものがほとんどありません。脱毛は部位によって痛みの感じ方が違っており、皮膚が薄かったり、太い毛が密集していたりする部位は痛みが強い傾向があります。SHR脱毛は痛みがないので、痛みに怯えず、安心して全身脱毛を受けることができます。

施術時間が短い

通常の全身脱毛の場合、一回で90分~120分ほど時間がかかっていましたが、SHR脱毛は10秒間で約1000本ものムダ毛を処理することができ、40分~60分程度で施術を終わらせることができます。施術中は個室でスタッフさんと二人っきりになるので、喋るのが苦手な人にとっては施術時間が長いと少々つらいものがあります。無理やり会話しようとしたり、気を遣い続けたりすると、脱毛サロンに通うのが嫌になってしまうことも。SHR脱毛は施術時間が短いので、従来の脱毛方法よりも気軽に脱毛サロンに通うことができるでしょう。また、施術時間が短ければ短いほど、仕事帰りのスキマ時間などを利用してサッと脱毛することができるようになります。

短期間で結果が出せる

従来の脱毛方法は、毛周期に合わせ、約2~3ヶ月に一度脱毛を行っていきます。脱毛効果が現れるまで最低でも3回ぐらい通う必要があるため、効果が出るのは半年後となるでしょう。SHR脱毛は従来の脱毛方法とは違うため、2~3週間に一度施術を行うことができます。SHR脱毛で夏に入る前に施術を始めれば、夏までにツルツルの肌をゲットすることも不可能ではありません。少しでも早く結果を出したい、脱毛を完了させたいと言う場合は、SHR脱毛がピッタリと言えるでしょう。

日焼け肌や色黒肌でも脱毛できる

メラニン色素に反応するIPLやSSC脱毛では、日焼け肌や色黒肌の人は脱毛することができません。理由は、光が毛根だけでなく肌にも反応してしまうため、火傷などの肌トラブルが発生する恐れがあるからです。脱毛できたとしても、脱毛期間中はできるだけ日焼けをしないように紫外線対策などが必要になります。一方、SHR脱毛は黒色に反応する訳ではないので、日焼け肌や色黒肌の人でも普通に脱毛することができます。SHR脱毛は日焼けしても脱毛ができてしまうため、日焼け対策に神経質になる必要がないのもメリットの一つです。また、黒い色に反応しないSHR脱毛は、白髪や金髪でも関係なく脱毛することができるのも優れている部分となっています。

SHR脱毛のデメリット

メリットが多いSHR脱毛ですが、デメリットとなる部分もいくつか存在します。脱毛してから後悔することのないように、SHR脱毛の悪い部分も知っておきましょう。SHR脱毛のデメリットを2つ紹介します。

導入している脱毛サロンが少ない

SHR脱毛は歴史が浅いことや、脱毛器が国産かつ高額なため、導入している脱毛サロンはそれほど多くありません。SHR脱毛に興味があっても、サロンがその機械を導入していなければSHR脱毛を利用することは不可能です。SHR脱毛を受けたいのに近くにある脱毛サロンがSHR脱毛を行っていない場合、自宅や勤務先から遠く離れた脱毛サロンに通うことになってしまうかもしれません。

実績が少ない

SHR脱毛は2017年に登場したばかりのため、他の脱毛方法と比べまだまだ実績が少ないのが現状です。情報量やデータが少なく、「脱毛後に長期期間経過しても本当に毛が再生されないのか」という効果がしっかりと立証されていないのです。そのため、ホルモンバランスの変化や妊娠、出産など、何かをきっかけにムダ毛が復活してしまう可能性がゼロではありません。脱毛効果に関するデータがまだあまりないので、脱毛した後に不安を感じてしまうことがあるのがSHR脱毛のデメリットの一つとしてあります。

SHR脱毛をおすすめする理由

SHR脱毛は、産毛にも大きな脱毛効果があります。従来の脱毛器はメラニン色素にアプローチするやり方なので、黒い色素が少ない産毛にはあまり効果を発揮しません。これに対し、SHR脱毛はメラニン色素に関係なく脱毛を行うため、産毛などの毛が薄い部分もしっかりと脱毛することができるのです

産毛を処理できれば肌がワントーン明るくなるだけでなく、化粧水や美容液などが浸透しやすくなり、スキンケアの効果を今まで以上に感じることができます。ムダ毛を処理できるだけでなく、本当のツルツルすべすべの美肌を目指すことができるのが、他の脱毛方法ではなくSHR脱毛をおすすめしたい理由の一つです。

SHR脱毛で永久脱毛は可能?

脱毛サロンで使われている脱毛器はどれも出力が弱いため、基本的に永久脱毛をすることができません。より高い脱毛効果を期待するならば、医療機関でのみ施術ができる医療レーザー脱毛の方が適しています。医療レーザー脱毛器は医師しか取り扱うことができず、脱毛サロンで使われている脱毛器よりも出力が高いのです。脱毛サロンのSHR脱毛は減毛や抑毛効果が主となっています。ですが、SHR脱毛でも何回も通うことで永久脱毛に近いところまでの脱毛は可能です。徹底的にムダ毛を処理したい場合は医療脱毛、あまりお金をかけず、気軽に脱毛したい場合は脱毛サロンが向いているでしょう。

医療脱毛でもSHR脱毛を導入しているところ

医療脱毛では、メラニン色素に反応して毛の細胞を破壊するアレキサンドライトレーザーが主流ですが、ダイオードレーザーと呼ばれる蓄熱式(SHR方式)のものを採用しているクリニックもいくつかあります。蓄熱式の医療脱毛器では、最短5ヵ月でほぼ永久脱毛を実現することができます。医療脱毛でSHR脱毛を導入しているところを探したい時は、公式ホームページの機械の詳細などを細かくチェックしてみましょう。

SHR脱毛が危険と言われる理由

ネットを調べてみると、SHR脱毛が危険と言われているのを目にすることがあります。しかし、SHR脱毛は最新の脱毛方法であり、肌の負担があまりなく、赤みや火傷などの肌トラブルのリスクが少ないです。従来の脱毛器の副作用やリスクなどのデメリットとなる部分がSHR脱毛の情報とごっちゃになり、SHR脱毛が危険と噂になってしまっているのかもしれません。SHR脱毛は非常に安全な脱毛方法なので、SHR脱毛が危険という噂はあまり気にする必要はないでしょう。

SHR脱毛の施術前の注意点

SHR脱毛は他の脱毛方法と違い日焼けしても施術を受けることができますが、日焼けすると肌が過敏になりやすくなるので、施術直前の日焼けは避けるようにしましょう。また、妊娠中も肌が乾燥しやすくなり、肌が敏感な状態になっているため、施術を行うことができません。薬の服用中の脱毛は副作用で赤みや腫れが発生してしまう可能性があるので、薬を服用中の時は施術を避けるようにしましょう。そして、脱毛前はすぐに施術に入れるように、施術部位はシェービングしておくのがベストです。しかし、自己処理により赤みや切り傷ができると施術ができなくなってしまうことがあるので、ムダ毛の自己処理は慎重に行わなければなりません。

SHR脱毛と他の脱毛方法との比較

脱毛方法として昔からよく用いられていたのはニードル脱毛でした。電気を使って針で毛穴を刺激していく方式になっていて、美容電気脱毛と呼ばれているものの他、絶縁新脱毛や高周波針脱毛などがあります。それに対して痛みも少なくて施術にかかる時間も少なくて済む方法として光を用いる方法が生まれてきました。光を照射することによって刺激を与える脱毛方法は医療用レーザーを用いるレーザー脱毛と、医師でなくても使える光源を利用する光脱毛の二種類に分類できます。SHR脱毛はIPL脱毛、SSC脱毛と並んで光脱毛に分類される方法で、蓄熱式脱毛とも呼ばれています。

光脱毛はレーザー脱毛に比べて弱い光を利用するため、一回あたりの施術時間が長めになってしまい、脱毛を完了するまでにかかる期間も長くなりがちだというデメリットがありました。また、レーザーに比べると痛みが少ないものの、肌を弾かれるような痛みを感じたり、肌が弱い人の場合には火傷のような痛みが出てきたりしてしまうことがあります。毛の種類や肌の状態によってはIPL脱毛、SSC脱毛あるいはレーザー脱毛を適用できないケースもないわけではありません。このような問題を解決できる新しい光脱毛の方法として生まれてきたのがSHR脱毛です。様々な肌や毛の状態の人に対して適用可能で、一回あたりの施術時間も脱毛完了までの期間も短く、痛みもほとんど伴わない脱毛方法として注目を浴びています。

SHR脱毛はこんな方に選ばれている

SHR脱毛は他の脱毛方法と比べてメリットが多いため、その長所をうまく活かせる人からよく選ばれています。まず、スピード重視で脱毛をしたいという人が挙げられます。一般的な光脱毛よりも早く施術が終わり、レーザー脱毛とも遜色ない場合すらあります。仕事が忙しくてなかなか時間を作れない人も、次の夏までには脱毛を終わらせたいといった期間についての目標がある人もSHR脱毛を有効活用可能です。また、施術回数が少なく、レーザーのように医療行為を伴うわけではないことから費用面も比較的安くて済みます。コストパフォーマンスを重視して脱毛をしたいという人にとって理想的と言えるでしょう。

次に挙げられるのが結果重視の人です。光脱毛は方式によって脱毛できる毛の種類に違いがあり、特に産毛の除去にはあまり効果がありません。しかし、蓄熱式脱毛であるSHR脱毛の場合には産毛にも効果があるため、すべすべな肌をしっかりと作り上げられると期待できます。完璧なツルツル肌を目指したい人からも選ばれている方法なのです。また、痛みが少ないという点から脱毛の痛みを懸念している人からも選ばれています。他の方法を選んでお試しで施術を受けてみたけれど痛くて断念してしまったという人もSHR脱毛を続けているケースが少なくありません。もう一つのパターンとして、肌の状態や毛の状態が通常の脱毛では思わしくない人が利用していることがあります。金髪の人や日焼け肌の人の場合には従来の方法は適用できないのが原則ですが、SHRでは問題なく施術を行えるからです。

SHR脱毛ができる業務用の脱毛機械

SHR脱毛は蓄熱式脱毛の機能が付いている脱毛機械を使用することで行えます。業務用の脱毛機械として活用されているのがルミクスツイン、バイマッハ、ライエンスの三種類です。

ルミクスツイン

ルミクスツインは蓄熱式脱毛に対応している脱毛機械の中でもランニングコストに関するコストパフォーマンスが高いのが特徴です。1ショットにかかる費用が0.1円程度となっています。1ショットの費用が安ければ施術料金も下げられることになるので、安さの魅力がある料金体系でサービスを提供してもらえるでしょう。全身脱毛にかかる時間も15分で、SHR脱毛の場合の標準的な時間で施術を済ませられます。

バイマッハ

バイマッハはエステメニューが充実していて導入事例も多い脱毛機械として知られています。利用実績が多いという点でも安心の脱毛機械です。1ショットの費用は0.3円程度、全身脱毛のスピードは15分です。エステサロンでSHR脱毛以外にも機械を使ったサービスを増やしたいというときに向いています。

ライエンス

ライエンスはルミクスツインと違って導入コストに関するコストパフォーマンスが高いのが特徴で、機器本体価格が三機種の中で最も安くなっています。それでも1ショットが0.2円程度、全身脱毛にかかる時間は15分なので実力的に不足しているわけではありません。コンパクトな設計になっているので小さなサロンでも導入しやすいというメリットもあります。

SHR脱毛とIPL脱毛との違い

IPL脱毛は蓄熱式のSHR脱毛とは異なり、光のエネルギーを直接毛根に与えてダメージを与えるという方式を取っています。どちらの場合にも光のエネルギーに由来する熱を使ってダメージを与える点は同じですが、SHR脱毛の場合には弱い光を持続的に照射して毛包に作用させるので他の肌へのダメージが少ないのに対し、比較的強い光を使うIPL脱毛はレーザー脱毛ほどではないにしても痛みを伴いやすいという問題があります。

毛根に含まれているメラニン色素によって光が吸収されることで熱を発し、毛根にダメージを与えるという形になっている影響で、IPL脱毛では太い毛に効果が高く、産毛にはほとんど効果がないという特徴があります。それに対して毛包を均一に刺激できるSHR脱毛では毛周期に関係なく脱毛を進めることが可能です。また、メラニン色素があるとダメージを与えてしまうため、IPL脱毛では日焼け肌やほくろのある場所には適用できないというデメリットがありますが、SHR脱毛では問題になりません。施術にかかる時間についてもSHR脱毛の方が短く、施術を受けられる頻度もSHR脱毛の方が多くなっているので短期間での完了を期待できます。

SHR脱毛とSSC脱毛との違い

光脱毛としてSSC脱毛も多くのサロンで導入されてきていますが、基本的にはIPL脱毛の応用版と考えることができ、蓄熱式脱毛のSHR脱毛とはかなりの違いがあります。SSC脱毛はIPL脱毛と同様に毛根に含まれているメラニン色素に強い光を吸収させて熱を発生させ、毛根にダメージを与えて脱毛を進めていく方法です。ただ、単純に毛根を壊していくだけでなく、毛の成長を抑制する方法を併用することで効果を高めているのが特徴となっています。クリプトンライトと、その光の一部に反応するジェルをうまく組み合わせて使用することにより毛の成長を抑制することが可能です。

基本的にはSSC脱毛とIPL脱毛の違いはこの点だけなので、SHR脱毛との差異についてはIPL脱毛と同様に考えられます。SSC脱毛はSHR脱毛に比べて施術時間、施術期間が長くなりやすく、痛みも感じてしまうケースが少なくありません。ただ、施術期間についてはIPL脱毛に比べるとやや短くて済み、ジェルの効果によって痛みも抑制されているという点でIPL脱毛に比べて優れています。しかし、産毛には効果がなく、日焼けをしていたり、ほくろがあったりすると使えないという点では全く同じです。

代表的な脱毛方式と他の脱毛方式の徹底比較

代表的な脱毛方式とSHR脱毛の比較をしておきましょう。痛みについてはニードル脱毛が最も痛いとされ、レーザー脱毛、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛の順に痛みが少なくなるのが一般的です。施術期間についてもニードル脱毛が最も長いですが、それに続くのはIPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛となり、最も短期間で終えられるのはレーザー脱毛になっています。日焼け肌でもできる、産毛でも効果があるのはニードル脱毛とSHR脱毛のみです。この他にも比較しておきたい点としてサロンからの勧誘が厳しいか、キャンセルしやすいか、他の美容ケアも同時にできるかといった点があります。これは脱毛方式よりもサロンによる違いが大きいので個々に確認するようにしましょう。

SHR脱毛についてよくある質問

Q:SHR脱毛は本当に痛みを伴いませんか。

個人差もあるので痛いと感じるケースもないわけではありませんが、ほんわりと温かいと感じる程度の方がほとんどです。初回体験を利用して痛みを感じないかどうかを確認してみるのが賢明です。

Q:効果がないという噂を聞いたのですが本当ですか。

SHR脱毛は効果が出てくるまでに数回の施術が必要になるのが通例です。遅い人でも10回前後でSHR脱毛が終わるので前向きな気持ちで続けてみるのが良いでしょう。